フェアウエイウッド(FW)と、ユーティリティ(UT)は、何が違う?
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ゴルフクラブと言えば、昔はウッドクラブとアイアンくらいしか無かった。
ところが近年、様々なタイプのゴルフクラブが開発され、昔のゴルファーには、聞き慣れない名前のクラブも増えた。
「ユーティリティ」というクラブもその一つで、比較的歴史が浅いクラブだが、使い勝手が良いので、よく使われる。
ユーティリティクラブには、ウッド型とアイアン型の2種類があるのだが、通常ユーティリティというと、ウッド型のクラブのことを指すことが多い。
飛距離で言えば、5番ウッドが200ヤードで、5番アイアンが170ヤードくらいなので、その間を埋めるのがユーティリティクラブだ。
なのでユーティリティ(UT)というのは、フェアウエイウッド(FW)を使いやすく工夫し、5番アイアンよりも飛ばせるタイプのクラブだと思えば良い。
では、フェアウエイウッドとユーティリティは、何が違うのか?
簡単に言うと、ユーティリティクラブは、フェアウエイウッドよりもシャフトが短く、振り抜きやすいように作られている。
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ユーティリティクラブの弾道は、フェアウエイウッドほど高く上がらず、低い弾道になる。
そのため、風が強いコースでは、フェアウエイウッドよりも、ユーティリティクラブの方が、コースアウトしにくい。
ユーティリティクラブの種類と、組み合わせ
ユーティリティクラブにももちろん、種類がある。
ユーティリティの場合は、番手ではなく、角度で表す。
現在は、18度、21度、24度、27度の四種類が、比較的よく使われるユーティリティクラブだそうだ。
ユーティリティとフェアウエイウッドの組み合わせも色々あるが、一般的なのは、
- 1番ウッド
- 3番ウッド
- 5番ウッド(飛距離:200ヤード)
- ユーティリティ21度(飛距離:185ヤード)
- ユーティリティ24度(飛距離:180ヤード)
という5本の組み合わせになる。
高低差の大きなコースのための、クラブセッティング例
高低差のあるコースでは、高さを出しやすいフェアウエイウッドの方が良いという。
- 1番ウッド
- 3番ウッド
- 5番ウッド(飛距離:200ヤード)
- 7番ウッド(飛距離:190ヤード)
- ユーティリティ24度(飛距離:180ヤード)
- ユーティリティ27度(飛距離:170ヤード)
狭いコース、風が強いコース向きのクラブの組み合わせ方
狭いコースや、風が強く低い弾道が欲しいコースや、5番ウッド(飛距離:200ヤード)が使いにくいヒトには、ユーティリティの18度(飛距離:195ヤード)で代用が効くという。
- 1番ウッド
- 3番ウッド
- 5番ウッド(飛距離:200ヤード)
- ユーティリティ18度(飛距離:195ヤード)
- ユーティリティ21度(飛距離:185ヤード)
- ユーティリティ24度(飛距離:180ヤード)